人と共に暮らし、働き、生きる
誰もが誰かと話し合い、聞き合って共に日常を送っています。
話したり聞いたりすることは、私たちにとって当たり前の行為となっているかもしれません。
けれども、現実には聞いたことがどうやら違っています。話すことが苦手だったり、人との関係性がうまく築けなかったり。出来て当たり前の行為であるコミュニケーションには多くの人が悩みや不満を抱えています。
小学校に上がれば誰もが学ぶ教科があります。国語・算数・理科・社会といった学習科目です。
コミュニケーションは当たり前の行為であるがゆえに、学習科目のように体系的に学ぶ機会というのはほとんどありません。
コミュニケーションというものは、なんとなく身に着けている場合が多いのです。
それは幼児のころから、周囲の大人や兄弟、関わる人々の影響を強く受けて身に着けているので、本人も自分のコミュニケーションのパターンがどういうものか、無意識である場合が多い。だから、コミュニケーションに関して悩みがある人は、きちんと学んでみることも悩みを解決する一つの方法ではないかと思うのです。
英語で心理学は「サイコロジー(psychology)」といいます。
「サイコ(psycho)」は“魂”や“精神”、「ロジー(logy)」は“理屈”を表す言葉です。
コミュニケーションを学ぶということは、心理学の知見をもとに人間の心の理屈を知り、必要な手法や考え方を取り入れ、実際に話したり聞いたりする体験を積むことで自分のコミュニケーションのパターンを再構築していくことです。
ワークと呼ばれる実践的な学びの方法を通して、自分の考えを話したり相手の話を聞くトレーニングを積み重ねることで新たなコミュニケーションパターンが少しずつ身についてきます。
「自分がもともと持っている資質を活かす」
「相手を励まし、力づけをする」
「人と力を合わせて目標を達成する」
コミュニケーションは話すことや聞くことだけではありません。
他者との関係性を良好にすることや自分自身との関係性を健全に育むこともコミュニケーションの力です。
昨今よく耳にする、“自己肯定感”や“自己効力感”を育てるには、「自分自身を深く知り認めること」や「人との良好な関係性」を持つことが必要、そしてコミュニケーションの学びが役に立ちます。
コミュニケーションの力をつけることは、人が人と関わり、豊かな人生を切り拓いていく、その土台づくりとなります。
プログラム内容はご相談に応じます。
自己理解とセルフモチベート
自分の特徴・価値観・強みや感覚特性・コミュニケーションパターンなどを知る
他者理解とチームビルディング
自分と他者の違いを知る。自己開示と対話。尊重し合う関係性をつくる。
心の回復力と日常的な心のケア
感情認知・出来事クリティカル・シンキング
ジャーナリング・コンパッション
自分の本質的な強みを知り、日常や仕事に活かす方法を探求する