株式会社クオリティ・アンド・バリュー

コラム

この夏の一大イベント

2024年08月09日

この夏、我が家のメンテナンス工事がもうすぐ始まります。

ちょっと前の雨風が異様に強い日曜日、
2階の部屋で雨漏りがありまして、すぐさま業者さんに診てもらったところ、
そろそろ直しておこうか、ということになりました。

屋根と外壁の工事なので
家の周りにぐるりと足場を組んで作業をしてもらいます。
その間、「窓は開けないで」「洗濯物は外に干せません」などなど、
生活していくうえで日常していたことに制限がかかるようです。
ちょっと暮らしにくくなりそう.…ですが
ま、たったひと月とちょっとのこと、
なんとかなるでしょう。

そんなわけで、ただいま工事のための絶賛準備中。
けっこうやることがいろいろあるんです。
まずは外壁回りの草木を取り去る。
毎年春に花を咲かせてくれているミモザやハーデンベルギアは
壁際に咲いているのである程度処分しないと作業ができない。
泣く泣く剪定して取り去りました。

そして不用品。
「使わないのに捨ててない」、要するに放置されてきた
木の板、素焼きの鉢植え、ごみ箱やら用途不明のナゾのモノまで、
家の裏側にゴッチャリ置いてある。
これを断捨離です。
正直、この上なく面倒な作業なんですが
いつかはやらなきゃいけないと思ってきたこと、
今がその時だ〜と観念してやってます。

そんなことを繰り返しているこの数週間。
日中は暑いので早朝起きして
切ったり抜いたりした草花や不用品をいくつのごみ袋に詰めたことか。
地味な繰り返し作業もようやく出口が見えてきたところで
もうすぐ工事が始まります。
暑い、暑い今年の夏、
我が家の一大イベントは工事、です。
事故なく、無事にスムースに、
新しく変身!したいものです。

憧れの昼寝ライフ

2023年03月07日

「カウチで昼寝」

心地の良い部屋づくりを目指してここ数ヶ月部屋の模様替えをしているんですが目標のひとつはそれでした。

温かな午後の日差しが差し込む窓辺でカウチに寝転がってウトウトする…

そんなイメージを心に抱きながら
暇を見つけては部屋の断捨離と模様替えをコツコツ行っていました。

2月のある日、この「カウチで昼寝」計画はフィナーレを迎えました。
机や本棚の位置を変え、長年使ったラグも引き剝がし、IKEAで買った一人用のパーソナルチェアと足を載せるオットマンを組み立てて、窓辺に配置。
結局、カウチはではないんですが、プランBでも十分満足。
お気に入りのクッションと毛布も置いて完成!

ああ、なんと嬉しい。
夢にまで見た昼寝ゾーンがようやく実現しました。

休日の午後はここに座って足も投げ出して
ぼ~っとしたり、ウトウトしたり。
本もここに座って読みますが、いつの間にか寝てることが多い!
寝る前にハンドクリームを塗ったり、足のマッサージもここでしたり。
とにかく、この場所でなにかをすることが多くなりました。

1ヶ月足らずでこの場所は
お気に入りのリラックススペースに。
まぁ、わたしの「安全地帯」のようなものですね。

折しも季節は春。
だんだんと陽射しが心地よくなってくる季節。
ますます、ここにいる時間が長くなってしまいそうです。

ミモザの恩恵

2023年03月03日

我が家にはミモザの大木があって、満開になる時期を楽しみにしています。3月の初旬ごろ、今年もキレイに咲いてくれて、しばらくの間お花を楽しむことが出来ました。

そもそもミモザがうちにやってきた(?)のは7年前。ゴールデンウィークに近くのお寺の植木市で買ってきた小さな苗でした。ひとりで抱えて「うんしょ、うんしょ」と歩いて持ち帰れるくらいの大きさでした。しばらくして庭の片隅に植えたら、あれよ、あれよという間に大きく育って今は二階のベランダを軽くしのぐ大きさになり、毎年律義に花を咲かせてくれています。桜よりも早く、まっさきに春を知らせてくれる我が家のシンボルツリーです。

ミモザの花の開花時期は3月初旬、小さくてフワフワした可愛らしい、黄色の花を咲かせます。このころになると街のお花屋さんでも一斉に店先にミモザの花が並びますね。花が楽しめるのは2週間程度と長いのですが、切り花にしてしまうと1日でフワフワした花弁が閉じてしまう、実は桜よりもはかない、繊細なお花です。

この季節は道行く人も足を止めてしばしのお花見。たまに庭にいると「きれいですね」と声をかけてくれます。一枝差し上げるとそれ以降「おはようございます」とあいさつできる関係性が出来たり、中には「御礼に」とお菓子をもってきてくださるような義理堅い方もいて「ミモザ社交」は今年も健在。全く知らなかった人が顔見知りになったり、ご近所づきあいの希薄な都会でも自然に人との交流を拡げてくれています。

開花の時期を待って、恒例の「ミモザお茶会」を開きました。ミモザ好きの友人が集まってのお花見。ミモザでリースをつくったり、スワッグをつくったり、近況報告しながらお茶を飲み、お菓子を食べながらとにかく自由にのんびり過ごしました。
ほんのひと時、忙しない日常を離れてくつろぐいい時間になりました。

ミモザの恩恵は花を愛でることはもちろんですが、人との親交を深めてくれるキッカケにもなっているようです。

銭を洗って福のお裾分け

2023年02月01日

鎌倉に行ってきました。
目的は仕事仲間とのチームビルディング合宿。4月から始まる新しい仕事に向け、お互いにざっくばらんに話をする機会を持ちました。以前から知っている友人たちですが、私にとっては「お久しぶり」の方もいて、本格的に仕事を進める前に実際に顔を合わせ、話をしたり、「共に過ごす」時間を持てたことはすごく意味のあることでした。
このことはまたいずれ、詳しく書きたいなと思っています。

今日はその時に、「せっかくだから」とチームのひとりと鎌倉巡りをした時のお話。

昨年の大河ドラマで人気だった鎌倉殿の鶴岡八幡宮、商売繁盛に銭洗弁天と佐助稲荷まで。鎌倉で有名なパワースポットを渡り歩き、今年1年を祈願してきました。
銭洗弁天、ここは境内の奥院の銭洗い場でお金を洗うと倍に増える、という言い伝えがあります。
さっそく手持ちのお金を弁財天のざるに(有料)お金を入れて洗いました。わたしたちも銘々持ってきたお金をざるに入れて洗おうとお金投入。すると友だちがわたしのざるを見て大笑い。
「おさつ〜???」
準備してきた一万円札3枚をお財布から出してざるに入れて洗うのだ!と意気揚々としていたのですが、彼女曰く、洗うお金はコインだろうと思っていたそうです。
周りを見るとお札派もコイン派も半々くらいです。
お札はコインに比べたら大きな金額、なんだかガメツイ人みたい?
いえいえ、ただ単に「お金が増えますように」ではないんです。
ちゃんといい仕事をします。人様に喜ばれる、社会に役立つ仕事をします。
その上でお金をいただいて増えますように…と境内で祈ってきました。

銭洗弁天で洗ったお札はシワシワになり古紙のような風合い。でも有難さが増したような気がして、「大事に使いますよ」とお札に伝えてお財布にしまいました。

後日、そのお札を使うときがやってきました。相手は馴染みの花屋さん。レジで会計するときに、細かいお金がないことに気が付いてシワシワ一万円札を出しました。
「このお札、銭洗弁天で洗ったお札なんですよ、だからホラ、ちょっとシワシワしているけど、ご利益ありますよ」
そう言いながら手渡しました。
「そんなお札、使っちゃっていいんですか?」
と恐縮されてしまいましたが、やっぱりお金は天下の回り者。それに、もしもそのお札に有難い福があるならば、受け取った人にも「福のおすそ分け」ができて嬉しい。
そうやって、1枚、2枚とお金を使うたびに「福のおすそ分け」が出来ればいいな、と思うのです。

今年はじめの太陽に出会う

2023年01月01日

明けましておめでとうございます。
新しい年の始まり、2023年のスタートは伊豆の海辺の街で迎えました。
夏にはたくさんの海水浴客が来るという、白い砂浜。海岸線は弓のように弧を描いていて本当に美しい。
早朝、海の向こうからやってくる今年初めの太陽を海岸でじっと待ちました。
1時間近く海を眺めて身体が冷えてきたころ、いよいよ太陽が昇ってきた!
今年初めての日の出。
圧倒的な光が、海を空を緑を、人を世の中を、すべてを照らす。
なんとありがたい…

今年も良い年でありますように。
今年こそ、平和で穏やかな日々が戻ってきますように。

今年も引き続き、出会った人とのご縁を大切にしつつ、やりたいことをやる! 楽しむことを楽しむ! そんな年にしていこうと思っています。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆さまにとって素晴らしい年でありますよう!

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フォトギャラリー「晩夏」